今回は梳かれ過ぎてパサパサになってしまったお客さまの髪をまとまりやすくなるように施術しました。
コチラはBeforの写真です。カラーやパーマの履歴はほぼ無いのに髪の毛が毛羽立っていますね。。
その原因はお客さまも感じていたということですが「カットによる梳きすぎ」が原因でした。
内側をめくると・・・
確かに、濡らすとクセが出るし量も多めなので「乾かしやすさ」や「軽さ」を求めるには毛量調整が必要ではあります。
が、髪の毛を梳きすぎるとパサパサになる原因や、伸びてくると短い毛が外に髪の毛を押し出しボリュームを出してしまいます。
美容師さんそれぞれに「思う解決策」があるので前回のカットを否定するつもりは無いのですが、個人的には梳いて量を減らすのは一番慎重になる部分です。
今回は全体にストレート施術でボリュームダウンをしましたが、根元と毛先のダメージレベルが違う(カットで痛んでいる)ので髪の部分でお薬を塗り分けるのと、毛量が変化するのでアイロンワークもより慎重に行いました。
お客さまは毛先がピンピンすることを恐れて、数年ストレートから遠ざかっていたそうですが、自然なストレートになり喜んで頂けました。
ただ、これからも少しデリケートな状態は続きますので、定期的なお手入れとホームケアで綺麗な髪を積み重ねていきましょう!